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飲みメモ的なサブブログ『くまの酒蔵。』始めてみました。
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マンガ資料、大人買い♪~萌える軍服編~ [マンガ資料、大人買い♪]

マンガを描くには資料がいる。・・・ってのは、前回言いましたね(^^ゞ
とにかく、広~く、浅~く、手広~く興味の赴くままに買い漁ってます。

今回は、軍服編です。
前回銃器で今回軍服って、ますます危ない奴に思われそうですが、あくまで軍事ヲタクでも右向きでもありません。ロボットアニメで育ち、悪役美形キャラにときめいた世代なので、どうしても基本設定がそんな感じになってしまうのです。(あくまで基本設定だけで、戦闘シーンは殆どないですけど・・・。)
私はSFちっくなデザインはあまり好きではないし、うちのお耽美系のキャラには似合わないので(SFちっくなのも、だけど、背広+ネクタイも似合わなさそう・・・(^^ゞ 多分、彼らが背広を着たらマフィアにしか見えないだろう・・・)、もっぱら参考にするのは18~19世紀ヨーロッパの感じ♪フランスプロイセンが覇権を争ってしのぎを削ってた時代、文化的にも爛熟期を迎えていたヨーロッパ諸国の軍服デザインは華美華麗で、こんなん着て戦闘できんやろ、的なのり。歴史的に貴族という制度が根付いている風土なので、権力や階級を誇示するという精神が根底にあるのかも知れないけれど・・・、そんなリアルは話は置いといて、ミーハー的に、美しくてカッコイイなぁと、ちょっと萌えたりします♪

そして、最近買い集めた本はこちら。

ナポレオンの軽騎兵―華麗なるユサール (オスプレイ・メンアットアームズ・シリーズ)

ナポレオンの軽騎兵―華麗なるユサール (オスプレイ・メンアットアームズ・シリーズ)

  • 作者: エミール ブカーリ
  • 出版社/メーカー: 新紀元社
  • 発売日: 2001/02
  • メディア: 単行本

まずは、カッコつけのナポレオンの軍です。しかもその中でも一際派手なユサール連隊。とにかく派手です。ところで、ご存知でしょうか、背広の袖口の何の役目もなさそうなボタンはナポレオンがつけさせたのが始まりとか。それは何故か?ロシア遠征の時に、兵隊さん達が寒さに震えながら鼻が垂れるのを袖口で拭っていたのを見たナポレオンが、「美しくない!」と鼻を拭けないようにボタンをつけさせたというのです。リアルな話だなぁ・・・。あ、この本に書いてあったわけではありません。


ウェリントンの将軍たち―ナポレオン戦争の覇者 (オスプレイ・メンアットアームズ・シリーズ)

ウェリントンの将軍たち―ナポレオン戦争の覇者 (オスプレイ・メンアットアームズ・シリーズ)

  • 作者: マイケル バーソープ
  • 出版社/メーカー: 新紀元社
  • 発売日: 2001/09
  • メディア: -

こちらは、対するイギリス軍です。ワーテルローでナポレオンを破ったウェリントン軍の将軍たちのコスチューム。デザインののりがフランスとは違います。ちょっと英国紳士の感じ?
【・・・後日、この本を参考にイラスト描いてみました:click here


このオスプレイ・メンアットアームズ・シリーズは、50ページほどの薄い本(サイズはB5くらい)ですが、カラフルなイラストが豊富ですし、当時の簡単な時代背景や軍事事情、戦術なども解説されていて、内容は濃いです。
私は趣味で18~19世紀ヨーロッパのものしか入手していませんが、もっと古い時代(ローマ軍とか、サラセン軍、オスマントルコ軍・・・etc)を取り上げたものもあります。中々貴重な資料です。
上記の他にも、あと2冊入手しました。(たぶん、今後も増殖すると思う・・・)

追伸★下記に紹介のメンアットアームズ・シリーズは、今確認するといくつか絶版になっているのか、Amazonでは新品在庫はなくて、中古品しか掲載されていないものもあります。普通中古品だと価格は新品より安くなることが多いけど、中には驚くくらい価格が高騰しているものもあって、びっくりです。定価は1冊1,050円なのに・・・。2008.8.31追記】

 

オーストリア軍の歩兵1740‐1780―マリア・テレジアの軍隊 (オスプレイ・メンアットアームズ・シリーズ)

オーストリア軍の歩兵1740‐1780―マリア・テレジアの軍隊 (オスプレイ・メンアットアームズ・シリーズ)

  • 作者: フィリップ ヘイソーンスウェイト
  • 出版社/メーカー: 新紀元社
  • 発売日: 2001/10
  • メディア: -

こちらは、ナポレオンの少し前の女帝マリア・テレジア(マリー・アントワネットの母親)の軍隊。この軍隊は、基本色は白。連隊ごとに返し袖や襟、紐などの色が決まっている(定色という)。デザイン的には袖の返しが深いのも特徴。
【・・・後日、この本を参考にイラスト描いてみました:click here


フリードリヒ大王の歩兵―鉄の意志と不屈の陸軍 (オスプレイ・メンアットアームズ・シリーズ)

フリードリヒ大王の歩兵―鉄の意志と不屈の陸軍 (オスプレイ・メンアットアームズ・シリーズ)

  • 作者: フィリップ ヘイソーンスウェイト
  • 出版社/メーカー: 新紀元社
  • 発売日: 2001/08
  • メディア: 単行本
こちらは、プロイセン。フリードリヒ大王の軍隊。
フリードリヒ大王といえば、若い頃厳格な父に反発してイギリスの王女のもとへ逃亡しようとしたが、厳格な父に捕まって禁固刑を宣告され、しかも逃亡を手助けした親友は死刑に処せられ、しかもその処刑に立ち会わされたという、ちょっとマンガのネタにぱくりたいようなドラマの持ち主。当時弱小国だったプロイセンが、オーストリア継承戦争から七年戦争にいたる長い戦いを勝ち抜いて、大国の地位を築きあげたのは、彼の才気と不屈の意志による。それでいながら、文化への造詣も深く、ヨーロッパの啓蒙君主の一人に数えられているそうな。ま、歴史上の人物の常で、賛否両論みたいなので、どこまでどうなんだかわからないけど。

ちなみに、「戦争論」の著者クラウゼヴィッツは、ナポレオンを賛美しているけれど、クラウゼヴィッツのライバルで「戦争概論」の著者ジョミニはフリードリヒ大王賛美。いたるところで引き合いに出しては素晴らしさをたたえている。
考えると変ですね。プロイセン軍将校のクラウゼヴィッツがフランスのナポレオンを賛美し、フランス軍将校のジョミニがプロイセンのフリードリヒ大王を賛美するというのも・・・。隣の芝生は青い?
【・・・後日、この本を参考にイラスト描いてみました:click here

ついでなので、戦争論や戦略・戦術を語る上で、孫子マキャベリの次に忘れちゃいけない彼らの著書もご紹介しておきます。(実は、クラウゼヴィッツはまだ読み終わっていません・・・あまりに分厚くて、しかも上下・・・先は長いですσ(^◇^;)。。。)

戦争概論 (中公文庫―BIBLIO20世紀)

戦争概論 (中公文庫―BIBLIO20世紀)

  • 作者: アントワーヌ・アンリ ジョミニ
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2001/12
  • メディア: 文庫

戦争論〈上〉 (中公文庫BIBLIO S)

戦争論〈上〉 (中公文庫BIBLIO S)

  • 作者: カール・フォン クラウゼヴィッツ
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2001/11
  • メディア: 文庫
戦争論〈下〉 (中公文庫―BIBLIO20世紀)

戦争論〈下〉 (中公文庫―BIBLIO20世紀)

  • 作者: カール・フォン クラウゼヴィッツ
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2001/12
  • メディア: 文庫

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コメント 2

あゆむ

はじめまして。古い記事でもコメントどうぞってことだったので、コメントさせてください。
この記事がものすごく参考になったので♪
ありがとうございました。

なんか、マンガやアニメに出てくるみたいな、ものすごくかっこいい軍服みたいのを描きたいと思ってたのですが何を資料にしたらよいのやらと悩みまして・・・。

しかも、資料本を使ってのイラストを公開していただいているのが、
さらにいいですね☆
「この資料で、こういう絵が描けるのかぁ~」と参考になりました。


by あゆむ (2009-07-17 15:45) 

くま・てーとく

★あゆむさま★
いらっしゃいませ♪ 過去記事へのコメントはとっても嬉しいです♪
この記事が参考になったのでしたら、光栄です!

私も、描いてる漫画の軍服デザインを、現代風じゃなくてクラシックな感じにしたいと本を探したのですが、中々なくて、あってもハズレの感じだったり・・・そんな中で見つけた、私にとってはよい資料だと思いましたので、独断と趣味と私見でご紹介させていただきました♪
イラストまで見ていただけたのですね。嬉しいですっ♪♪
by くま・てーとく (2009-07-18 01:48) 

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