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飲みメモ的なサブブログ『くまの酒蔵。』始めてみました。
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スコッチの林♪~その②~ [おそとで飲み♪]
おなじみ、伊勢丹のスコッチ・カウンターです。(前回の記事はこちら。)
基本的にここで何を飲むかは、まず40本ほど並んでいるバックバーを見回して、まだ飲んでいない新入りを探す。そして、新顔が見つかればそれを優先。見慣れた顔ぶれだったら、まだ口開けしていないものを狙う。それもなければ、その日の気分でチョイス。逆に新顔が多い場合は、一通り説明をしてもらって、何を飲むか決める。
今回は、結果として対照的な2つをセレクト♪(左は新顔。右は新顔ってわけではないけれど、滅多に並ばないもの。)
右の銀色ラベルは、「ヘーゼルバーン8年」。左は「アラン サッシカイア・カスク」。
私の嗜好を知るカウンターのお姉さま(写真に右手だけ写っていますが)が、右は「これ、貴女の好みじゃないでしょ。」、左は「これ、絶対好きだと思う。」と言いながらグラスに注いでくれました。仰るとおり。(ヘーゼルバーンは前にも飲んだことがあって、その時も速攻で「好きじゃないかも」と感想をもらして「やっぱり。」と言われました(^^ゞ。)
「ヘーゼルバーン」はキャンベルタウンの蒸留所。ラベルに3つ並んだポットスチルが描かれているように、3回ポットスチルで蒸留されている(普通は、1回)。そのため、純度が高くなり、軽やかでクリアーな味わいとなる。
その辺りが好きな人にはかなり受けているらしく、これを見つけて「おっ!ヘーゼルバーンがあるんですね♪」と、テイスティングして「やっぱりうまい♪」と嬉しそうにボトルを買って帰る人を、ここで何人か見た。
確かに、かなり軽やかでシャープ(8年という若さもあるんだろうけど)。
ただ、私はアイラとかスペイサイドあたりの背の低いポットスチルで蒸留された、どっしり&がっしり骨太なモルトが好きなので、かなり物足りない感じ。
これまでの何回か飲んで知ってるんだけど、滅多に店頭に並ばないので一応飲んでみた。結果、やっぱりタイプじゃない感じでした。(ヘーゼルバーン好きの方、すみません。でも、お酒って嗜好品の極みだから、好き嫌いが分かれて当然ですよね。)
もう一方のアラン。
アランは2007年のスコットランドベスト蒸留所に選ばれた蒸留所。(ちなみに、The Scotch Molt Whisky Societyの日本支部の事務局をしている方は、日本人ながらこの蒸留所で働いていたという経歴のある方。ごく稀に伊勢丹のスコッチカウンターで立っています。運がよければ出会えます。蒸留所内の裏話とか、色々レアな話を聞けますよ♪)
アランと言えば、色々なお酒を熟成させた樽を使ってフィニッシュさせるシリーズの走りのような蒸留所。(ちなみに、スコッチの熟成には新品の樽は使わないので、何かしら他のお酒を仕込み終わった樽を使って樽熟されるわけだけど、通常はシェリー樽かバーボン樽が使われる。)これまでにもアマローネ、キャンティ、フォンタローロ、フィノ・シェリーがこの店頭にも並びました。(勿論全てテイスティング済み。今までの中では、1位:アマローネ、2位:キャンティでした。)それぞれ、個性的な香りと風味が加味され、スコッチにふくらみを持たせていてチャーミングです♪
今回は、何と、サッシカイア・カスク!!
サッシカイアといえば、イタリアのスーパートスカーナワイン(格付けは、DOC)で、世界的に需要が高くて各国に割り当てられる数が決められているとか言う、お高いワインです。さすがに私もサッシカイアは飲んだことありません。(サッシカイアのグラッパなら飲んだことありますが・・・。)
その樽を使って後熟成させたので、華やかさと複雑さが加わり、私の好きな“どっしり&がっしり”タイプに仕上がっています♪しかも、重過ぎない。1番だったアマローネ・フィニッシュを超えた感じです。
ちなみに、定価はボトル1本10,500円です。
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