マンガ資料、大人買い♪～萌える制服編～

ご無沙汰の「マンガ資料、大人買い♪」です。（前回のこのカテゴリーは、資料じゃなくて、萩尾望都さんのマンガ紹介でしたし・・・＾＾；）

今回は、萌える女子の多い“制服”です♪
以前“軍服”は特集しましたが、今回はもう少し範囲を拡大してご紹介。

制服って、普段何気に目にしていて、一目で「あ、郵便局員さんだぁ～。」とかわかりますが、いざ描こうと思ったら、意外と全然覚えていないものです・・・＾＾；
しかも、厄介なことに、適当に描くと、「これ、違う。」とすぐわかってしまうので、ちゃんとした資料が欠かせません。（･･･もっとも、私の描く漫画に郵便局員は登場しませんが・・・（笑） 

※本の表紙写真かタイトルをクリックすると、本の詳細が書かれたAmazonのページが開きます。

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大人の男のスーツ図鑑

• 作者:
• 出版社/メーカー: 二見書房
• 発売日: 2006/08/11
• メディア: 単行本

女性の視点で女性向けに書かれていますが（所々に挟まれている、スーツ萌え女子のややアブナイ座談会やコラムは、頭が痛くなりますが・・・；）、スーツ解説については、マニアックになり過ぎない程度に丁寧で、スーツの歴史や、構造、デザインの約束事、パーツの名称、さらには小物について、結構ちゃんとまじめな文章で書かれています。
写真ではなく全てイラストとマンガ絵で紹介されていますが、マンガを描く資料としてはその方がありがたいと思います。
（→以前載せたこの絵は、この本でスーツの勉強をして、描いたものでした・・・＾＾；）

勿論、資料としてだけじゃなくても、日ごろ何気に視界に入っているスーツのデザインのチェックポイントもわかるようになるので楽しいです。
「あの重なるようにつけた袖口のボタンって、イタリアンスタイルで、キッシング・ボタンって言うだ～」･･･とかね。
更に、単なるビジネススーツだけじゃなくて、テイル･コートやタキシード等の正装も網羅。
・・・というか、私はビジネススーツにはあまり興味はないし、動く資料がそこらじゅう歩きまわっているので、それを観察すればいいことだし・・・、ズバリ、あまり日常的に見ない“正装”の資料が欲しかったので買ったんですよね・・・＾＾；

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男の制服図鑑 完全版

• 作者: 桜 遼
• 出版社/メーカー: エンターブレイン
• 発売日: 2007/05
• メディア: 単行本

「完全版」と銘うっているのは、先に発行された「働く男の制服図鑑」と「戦う男の制服図鑑」を合わせたものだからです。
こちらも、制服萌え女子向けではありますが、色々な制服＋軍服を広く浅く紹介していて、その職業や用語についても簡単に解説されているので、参考になります。

【制服編】は、警察官、鉄道員、板前・・・etc、様々な職業が網羅されています。（ちなみに、自衛隊はあくまで軍隊ではないので、制服編に掲載。階級章・徽章・部隊章の説明もあります。）
【軍服編】は、マンガ資料としては絶対欲しいバックスタイルの絵もついています。「大日本帝国」「ドイツ第三帝国」「アメリカ軍」は、平服から正装・夜会服まで、結構ページを割いていて、徽章なども一覧表になってます。あとは、フランス軍、イタリア軍等が少し載っています。（基本的に近代～現代のものです。）

はっきり言って、絵は少々クセがあってデッサンにも難アリの感じで、あまり好きな感じではありませんが、資料として見る分には差しさわりないです。（一部カラーですが、殆ど白黒です。）

“完全版”はたぶん絶版で、入手困難ですが、もとの２つは普通に手に入るようです。

働く男の制服図鑑 (Book of dreams)

• 作者: 桜 遼
• 出版社/メーカー: フィールドワイ
• 発売日: 2003/12/05
• メディア: 単行本

戦う男の制服図鑑 (Book of dreams)

• 作者: 桜 遼
• 出版社/メーカー: フィールドワイ
• 発売日: 2004/08/11
• メディア: 単行本

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仕事の内容がよくわかる職業別ユニフォーム・制服絵事典

• 作者: 日本ユニフォームセンター
• 出版社/メーカー: PHP研究所
• 発売日: 2005/09
• メディア: 大型本

これは、実は、お子様向け。届いたとき本の大きさにびっくりした・・・A4サイズのハードカバー。字が大きくて、漢字に全部フリガナが付いてますし・・・。
でも、意外と、服の特徴や、その職業で使う道具の絵や簡単な職業の説明も載っていて、子供向けにしては踏み込んだ内容になっている感じです。
イラストは、子供向け絵本っぽく単純な絵なので、絵の資料とするには、少々描き手のイマジネーションと技量で補う必要はあるけれど、あまり問題ないレベルかと。
ただ、ボリュームの割に、3000円弱のお値段は、ちょっと高い気がします・・・。

タグ：マンガ資料 制服 軍服 スーツ 本

コメント 8

わぁ～　凄い～　なんてステキにマニアック☆
軍服編、ＳＡＳも載ってますか？　お目目キラキラキラ☆☆
（しまった、私までマニアになってしまう・笑）
郵便の制服なら描けるんだけれどもなぁ～
公社＆民間になってからは興味がないですが（笑）。
でも、資料本は高いですよね……
こりゃあ、確かに大人買いですね。ステキ☆
大人買いいいなぁ～　私もまた働くかな～（本の為に？）
by ささ (2009-04-22 00:39) 

★ささ・さま。
SASって、どこかの特殊部隊？それは残念ながら、載っていませんね。
「世界の特殊部隊」って本は出版されていますが、それは買ってません。
（特殊部隊は私の漫画で登場の機会がないもので・・・＾＾；）

でも、私もマニアじゃないですよ・・・；マニアと言うには、広くて浅いです。
興味を持ったらすぐ資料を集めてしまうだけです。
なので、うちの本棚には軍事、オカルトは勿論、哲学、量子力学、民族学、語学･･･etc．節操なく並んでおります。
Amazon見てて、面白そう～ってさくさく大人買いしちゃうんですよね～♪
by くま・てーとく (2009-04-22 01:05) 

なんて素敵な資料本！ほっしぃ〜！ヽ(´∀` )ﾉ
本当に…近くに大きな書店が欲しい…orz
近場の書店が、凄い勢いで潰れていく現実.･ﾟ*(ﾉ∀`)･ﾟ*｡
と、こんなところで個人的な事を申し訳ありません。
しかし本当に面白い本を見付けてきますね！
いつも何処で探しているのですかー？
by toki (2009-04-22 01:53) 

★tokiさま。
私は、もっぱらAmazonで買っています。
例えば、上の本のタイトルをクリックするとわかると思いますが、その本の紹介ページにその本と同じジャンルの本が紹介されていたりして、芋づる式に本を探せるのです。
キーワードやジャンルで検索もできますし、発注すると、翌日か翌々日には届きますから、特に重い本や本のまとめ買いに重宝します。
中身を見てからでないと買わない、という場合は、Amazonで検索して書名とか出版社とか調べて本屋に向かうのもいいと思います。
by くま・てーとく (2009-04-22 02:14) 

こんな本があるんですね〜
実は、アマゾンで本は一度買った事があったのですが、
先日、CDを初めて買いました。本の時は代引きにして
面倒だったのでしばらく躊躇してたんですが、今回
コンビニ決算にしたらラクっっセブンなら払い込み票
をプリントアウトしてレジで支払えるなんて・・・♪
でも、探す手間が省けるし本屋に無い物にも出会えるし
いいですね〜♪
by oko (2009-04-22 07:55) 

★okoさま。
アマゾン、楽ですよね♪（特に、私はカード使うのでもっと楽です。）
・・・楽すぎて、ついあれこれ買ってしまって、思う壺・・・な感じです＾＾；
マニアックな本って、本屋にそんなにないし、あっても1冊とかしか入れないだろうし、そしたら誰かがたまたま買った後だと、ないし。
こんな感じの本あるかなぁ～・・・と漠然と探すのは、本屋じゃ大変だけど、アマゾンだとキーワード検索で色々面白いのがひっかかりますからね♪
by くま・てーとく (2009-04-23 01:16) 

「戦う男の制服図鑑」
……学友の女の子が持っていたような……！！

てーとくさんのマンガには軍服姿のキャラクターが多そうなので、
素晴らしい資料ですね＾＾
動く資料、の表現に笑ってしまった……そのうち僕も、動く資料になるのかー。

バックスタイルは絶対必要ですねー。案外、こういう図鑑に載ってない場合もあるので、よくニーズをおさえてる本ですね。関心しました。
by アマカワ (2009-04-25 02:37) 

★アマカワさま。
まぁ、素敵なご学友ですこと♪

そうですよ、街にもオフィスにも動く資料が溢れているので、何気にじっくり観察させていただいております。
吊革持ってる時の袖のシワって、こうなるのか･･･とか、
太った人だと、ああいう風にシワが寄るんだ・・・とかとか。
ふふふっ、来年の今頃は、アマカワくんも動く資料ですよ～（笑）
by くま・てーとく (2009-04-25 17:27)