神楽坂で寿司！＆飲み！（詳細報告）

先週、帰る道すがらケータイで速報した神楽坂のお寿司屋さんとバーの話の詳細です。（速報記事はこちら。）

まず、お寿司屋さんの「勘せい」。
以前の「勘せい」さんの記事でもご紹介しました、例の灰皿です。今回はアジサイの花が浮いていました。
「これって、煙草吸うなっていう意思表示？」と大将に単刀直入に聞いて見ました。
「そういうつもりはないけど、置き煙草をできないようにはしてるんだけどね。」とのこと。
なるほど。そりゃ、この形じゃ置けないわな。そうなると食べながらの煙草は難しくなる。　（でも、女将さんの話では、右手に箸、左手に煙草で吸いながら食べるツワモノもいるらしい。うーん、私は煙草を触ったことないからわからないけど、そんなんで料理の味わかるのだろうか？それとも、料理の味なんてどうでもいいんだろうか・・・？）

さて、これ（→）何だかわかります？磯とか鯨の背中でお馴染みの「フジツボ」。フジツボが食べられるものだと知ったのは数年前。食べたことのないものは、ゲテモノか内臓系じゃない限り、とりあえず食べてみることにしているので、このお店のカウンターの上に置いているのを見てさっそく食してみたのでした。以来、見かけたら食べます♪磯の香りとほんのりとした甘さが美味しいです♪
フレンチとかでも使うらしい。（出汁を使うことの方が多いらしい。うん、確かにいい出汁がとれそう。）

この日フジツボ以外で食べたつまみは、アイナメをアン肝の肝ぽん酢でいただくもの（これ、絶品です♪）と、ゲソ焼と、サザエのつぼ焼き。サザエは食べ終わってから、写真を撮ればよかったと気づき、残骸だけ撮ってきました(^^ゞ

　

このサザエ、特大サイズ！大きさがわかるように、手で持ってみました。（私は手が大きいのであまりいい比較対象じゃないけど・・・）

お寿司の写真は撮ってきませんでしたが、この日食べたのは、新子、鰯、鯵、秋刀魚、うに（にぎり）、穴子（塩とタレ）、まこがれい、かんぱち。満腹、満腹♪

そして、例によって、お店を出る時に「いってらっしゃい」と見送られ、例の“隠れ家”へ。

1杯目は以前ご紹介したこのお店の名物、スペシャルな“ベリーニ”を飲んだのですが、写真忘れました・・・。使っていた桃は「白鳳」でした。
この写真は2杯目に飲んだ「アップル・カー」。　「サイド・カー」のベースをブランデーからカルヴァドスに変えたもの。さっぱりとして爽やかな甘さのカクテルです。
グラスは以前家にあるグラスをご紹介した際にも登場した、サン・ルイの「ディアボロ」。実は、この時の私のオーダーは、「ディアボロのグラスで何か作って」というものでした。

実は、このカクテルには伏線があって、2杯目に何を飲もうか思案している時に、何か新しいお酒があるか尋ねた際に50年以上前のカルヴァドスをバッテッドしたカルヴァドスがあるとのことで、それを〆で飲むことを決めた後だったので、同じカルヴァドスの若いものでカクテルを作ってくれたのでした。
こちらのカルヴァドスは“Roger GROULT”の「Calvados Pays d'Auge」8年です。

その次は、〆のカルヴァドスにするつもりだったのですが、ちょっと変化球を入れたくなって、前回の速報記事で載せた“ビールをチェイサーにLINEA”を飲みました。掲載済みなのでここでは割愛します。

そして、〆は宣言どおりカルヴァドス。同じく“Roger GROULT”の「Calvadon Pays d'Auge "Reserve Ancestrale"」です。（写真右です。左は、飲み比べられるように、マスターが先ほどの若いものを少しグラスで出してくれたもの。新旧飲み比べです。）
勿論、ストレートでいただきました。やはり、美味しい蒸留酒はストレートが一番♪　熟成感があって、樽の香があって、深みのあるまったりした味♪
熟成した上質の蒸留酒は、色々な複雑な味が繊細なバランスで融合して、原料の垣根を越えて「蒸留酒の極み」としか言いようのない領域に到達するものだ、と実感♪

やはり若い方は軽さとフレッシュさがあり、比べて飲むとリンゴの香りがよくわかりました。

下の写真、左はラベル正面、右はラベルの側面。

　

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