隠れ家。

先日の記事「神楽坂でお寿司♪」の最後でちょこっと触れた、お寿司の後に行くところ。それは、オーセンティックでとても雰囲気のあるバーです。狭くて隠れ家のようなお店で、静かにグラスを傾ける大人の空間。客層もオトナな感じの人が多いです。（隠れ家なので、お店の場所と名前は伏せておきます(^_^;)）

季節毎に旬のフルーツを使ったカクテルがあるので、私はお店に言ったら、まずフルーツは何があるかを聞きます。

←こちらは、巨峰を使ったカクテルで「ティツィアーノ」。ベースはシャンパーニュ。甘さと酸味が絶妙で、生の果実搾りたてで作るみずみずしさがお口いっぱいに広がります。

実は、この日は「ベリーニ」というカクテルを狙って行きました。
「ベリーニ」と言うのは、ネクターとシャンパーニュで作るカクテルで、だいたいどこのお店でも100%果汁の桃のジュースを使って作りますが、このお店は“生の桃”にこだわっていて、搾ってカクテルにできるくらいの甘さが凝縮された熟れ熟れの桃が入手できる時期しかそのカクテルを作らないのです。100%ジュースと違って、ただ甘いだけではないフレッシュさと爽やかさは虜になること間違いなし　飲める時期は限られていて短いので、毎年狙って行くのです。
でも、今年はまだいい桃が手に入っていないとのことで、飲めず。残念

ところで、グラスが何か素敵だと思った方もいらっしゃると思いますが、お洒落で綺麗なグラスが色々あって、それも楽しいです
バックバーに並ぶグラスを指定して、そのグラスに合うカクテルを作ってもらうというのもありです。
ちなみに、以前の記事「クリスタル・くりすたる」でご披露したうちのグラス達は、結構このお店で出逢って惚れて買いに走ったものが多かったりします(^^ゞ　（ちなみに、その記事でネタにしているバーはこのお店です。）

この日のもう一杯はこちら。
実は、これ“Chartreuse”。でも、珍しいボトルです。
（Chartreuseについては、以前の記事「一番好きなお酒♪」でネタにしました。・・・実は、その記事でもネタにしているバーはこのお店・・・。何気に、このお店はうちのブログでよく登場しているんですよね・・・(^^ゞ　マスターが実にユーモアがあって、センスのいい方なんです。年齢は、マスター曰く「ハタチ以上４０歳未満」だそうです。）

何でもシャルトリューズの900周年記念ボトルだとか。VertとJauneの中間のものらしい。確かに香りはElixir Vegetal(EV)かVertの感じ。でも味はJaune寄り。でも、口当たりはJauneだけど、口から鼻腔へ抜ける香りの感じはEVかVert・・・・。何とも不思議な味わいです。
（注：Vert、Jaune、EVの説明については、上で参照している記事に少し書いていますのでここでの説明は割愛します。）

このお店、「ベリーニ」狙いと、この珍しいChartreuseがなくならない内に飲みに行かなきゃで、しばらくは足しげく通うことになりそうです。

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