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飲みメモ的なサブブログ『くまの酒蔵。』始めてみました。
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ぼじょれ~2011♪ [おそとで飲み♪]
三沢レポートの最中ではありますが、先週ボジョレー・ヌーヴォー解禁日だったので、その話をカットイン^^♪
ご存知のように、ボジョレー・ヌーヴォーの解禁日は11月の第三木曜。
今年こそは、水曜から木曜に日付が変る時のヌーヴォーのカウントダウン・パーティーに参加したかったのですが、諸事情により参加できず…17日(木曜)の仕事帰りに、新宿のワインバー『MARUGO V』のヌーヴォー・テイスティング・パーティーに参加しました。
どどーんとヌーヴォー12種類飲み放題~ヾ(≧▽≦)〃★
オードブルの食べ放題もついて、5250円という破格ヾ(≧▽≦)〃★
(17日限りだったので、今はやってませんよ。来年もやると思うので、参加したい人は来年まで待ってください。)
あ、ボトル11本しか並んでいませんが、あと1本は『ルイ・ジャド』のダブル・マグナム(3ℓボトル)があったのですが、限定品だったので引っ張りだこであっちこっちにボトルが移動していて、並んでいる状態で撮影できませんでした。
左から、『カリーム・ヴィオネ』『ジャン・フォイヤール』『クリストフ・パカレ』『ジョルジュ・デコンブ』『マルセル・ラピエール』『レ・ラパン・モノポール』『マドンヌ』『シャトー・デュ・ブール』『フィリップ・パカレ』『シリル・アロンソ』『ニュグ』です。
勿論、全12種類制覇です(*^^)v
次々飲むと、同じ地域で、同じ単一品種で、同じ年に作られたものなのに、随分個性色々だなぁ~と実感^^
…あ、意外とご存じない方多いですが、ボジョレーヌーヴォーは、ブルゴーニュ地方にあるボジョレー地区で、その年収穫されたガメイ(ガメとも言う)という品種のみで作られたワインです。ガメイ…馴染みのない葡萄でしょ?ボジョレー地区くらいでしか使われない品種ですから。皆さんが普段飲んでいるのは、恐らくガメイ以外が圧倒的に多いはず。
▼左から、いかにもボジョレーヌーヴォーらしい『カリーム・ヴィオネ』と、ピノノワールっぽい酸味と果実味を感じさせる『ジャン・フォイヤール』
よく、ボジョレー・ヌーヴォーは美味しくないし…と言う方がいますが、そもそも葡萄が普段よく飲むのと違うし、早飲み用に一般的なワインと違う特殊な作り方をしているので、赤ワインというカテゴリーの中で比較すると、やっぱ不利です。
あるソムリエさんは、ヌーヴォーは赤ワインというより、赤ワイン、白ワイン、と並列でヌーヴォーというワインのカテゴリーがあると考えた方がいい、とまで言ってました。
▼キュートなガメイらしさが出た『シャトー・デュ・ブール』と、 畑の土を思わせるBioっぽさいっぱいの『シリル・アロンソ』
▼作り手が従兄弟の『クリストフ・パカレ』と『フィリップ・パカレ』
でも、味わいは対照的。力強いクリストフと、しみじみ系のフィリップ。(ラベルも対照的ですね。)
12種類の中で、私は『フィリップ・パカレ』が一番好きかな。
▼ラベルがキュートな、『レ・ラパン・モノポール』。ラパンは「ウサギ」の意味。
良く見ると、ウサギの足元に小さくカメの絵が。
この作り手のラベルは、早のみタイプはウサギが大きく描かれていて、熟成できるタイプはカメが大きく描かれているらしい。いかにも日本市場受けを狙った感満点ですが…(笑)
そうなんです。ボジョレーヌーヴォーの最大の輸出先は、日本なんですよね。
なので、日本人受けしそうなラベルが多かったりします。
12種類の中で一番Bioっぽくて、色調もややマットで、野バラの香りや土っぽい香りがした。
←『マルセル・ラピエール』。
マルセル氏は昨年亡くなりましたが、奥さんが意志をついで作り続けているそうです。
そんなことに思いを馳せながら飲むと、繊細さと優しさを感じたりします。
写真はありませんが、『ルイ・ジャド』は、流石ブルゴーニュの巨人、絶妙なバランスと王者の風格を感じさせました。
他のお客さんがソムリエさんと話しているのを聞くと『マドンヌ』が評判がよかったですが、これはたぶんボジョレーらしくないからじゃないかと思います。
ピノ・ノワールと言われると、鵜呑みにしてしまいそうなくらいガメイらしくない、つまり、普段飲むワインに近いから、美味しいと感じたのではなかろうかと。
今年は、あまり世間的にヌーヴォーは盛り上がりを見せていませんが、十分に美味しく出来ていると思います。
ちなみに、『MARUGO V』では12種類の内、いくつかは完売しましたが、まだ10種類弱残っていますので、興味のある方はお早めに^^♪ (飲み放題は1日限りだったので、今はグラス1杯900円~1000円です。)
爽やか、シャンパン・モヒート♪ [おそとで飲み♪]
基本レシピは、ラムにミントの葉っぱを入れて潰して、ライムとソーダ。
夏にぴったりの爽やかカクテルなんですが、写真はラム&ソーダの代わりにシャンパンを使った “シャンパン・モヒート”。
ミントは潰さず上に乗せられていて、飲む時にふわっと香ります。
ただでさえ爽やかなモヒートが爽やかさ倍増♪
アルコール度数も低いのでサラリと飲める。
ただ今、ハマり中で~す(≧ω≦)b♪
赤坂のANAホテルの「シャンパン・バー」で飲めます。
メニューのないワインバー [おそとで飲み♪]
数ヶ月前から私の行き付けリストに加わった銀座のワインバー『Maybe Tomorrow』。
ワインバーと言えば、店名はフランス語やイタリア語が多いのに、英語、しかも何か軽い(失礼!)
マスター(シニア・ソムリエ)は、初めて会ってもどこかで見たことあるような気がする、そこそこイケメンの気さくな兄ちゃん。
でも、軽い店名や、軽いノリのマスターからは想像もつかないくらいクオリティが高いです。
お店の内装はオシャレで、大人の隠れ家にして寛ぎ空間的ないい感じ。
ワインは、行く度に違うものが開いているので、ワインのリストやメニューと言ったものはなく、お店に行ったらその日の気分で、
「まず、泡ちょうだ~い♪」とか「“白”が飲みたい。」とか、こちらの意向を伝えるとそれに合わせてその日飲めるワインのボトルを並べてくれます。
ちなみに、マスターはブルゴーニュがお好きなようで、ブルゴーニュ率高いです。
…ちなみにメニューがないので、お値段はわかりません。(笑)
しかも、出てくるワインのレベルが高いので、ある程度ワインがわからないと(「お、この生産者は高いぞ」とか、「グラン・クリュか…これはキケンだ」とか。)、お会計でびっくりすることになるかもね・・・なんせ、銀座だし。(たぶん、値段は聞けば教えてくれると思います。)
でも、ワインのレベルと立地から考えると、まぁ、そんなもんだろうと言う感じです。
▼いつ飲んだか忘れたけど、こんな面白いワインも(笑)
日本のワインと思いきや、フランスのロワールのワイン。
日本人女性の醸造家が作っていて、「OTOSAN」は、そのまま「お父さん」。
ヴィンテージが漢字で書いている(右の写真)ところもオシャレです(笑)
ちなみに、料理のメニューもありません。
なので、「何か適当にオードブル。お腹へってないから軽めで。」とか「パスタ食べたい。」というアバウトな注文で、マスターがせっせと作ってくれます。
何が出てくるかわからないけど、出てくる料理はどれも美味しいです^^♪
この日、「パスタ食べたい。」と言って出てきたのは、カルボナーラ^^♪
コクのあるチーズで美味しかったんですよね~ヾ(≧▽≦)〃♪
でも、だからと言って、いつ行ってもカルボナーラがあるかというと、日によって食材の仕入れは違うので、ありつける保証はないようです…(^^ゞ
何だかとっても不思議なお店なんですが、とっても寛げて肩肘張らずにワインを楽しめるし、何よりもマスターがとにかく楽しい。
まじめにワインの話をしたかと思うと、「これは女性が好むワインですよ~」とおもむろにコンドリューのボトルを出してくる。
「え?何で?」と聞くと答えは「美容にエエ。」…ワインを噴きそうになりました(笑)
そう、コンドリューと言えば、ブドウは“ヴィオニエ”…だから“美容にエエ”というわけです。
…結構オヤジギャグはお好きなようです…^^;
マスターはワインに例えたらブルゴーニュかな。
ブルゴーニュって一見「色、薄っ!」「味、薄っ!」「酸っぱ!」って感じですが、実はもの凄く豊かで複雑で繊細、酸いも甘いもかみ分けた感が満ちていますよね。マスターはそんな感じです。
(…と、先日マスターに言ったら、ブルゴーニュがお好きなだけに喜んでおられました。)
なんて書いていると、また行きたくなってきました。近い内に行こ~っと^^v♪