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飲みメモ的なサブブログ『くまの酒蔵。』始めてみました。
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くまの酒蔵~スコッチ編~ [くまの酒蔵♪]
おうちにあるお酒たち、今回は「スコッチ」の巻。(い、いつの間に6本も・・・?!)ちなみに、私“The Scotch Molt Whisky Society”という、エジンバラに本部のあるスコッチ愛好家の会に入ってます♪
でも、あんまり詳しくはないです(^^ゞ。まだまだひよっ子です。スコッチの世界って奥深すぎて・・・ま、お酒は何でもそうですけど。歴史と、文化と、職人のこだわりと熟練の技の結晶。まさに芸術品です。
左から「ブナハーブン37年」(アイラ)、「ブレア・アソール29年」(ハイランド)、「ジュラ・オロロソ・シェリー」(ジュラ)、「ロングモーン38年」(スペイサイド)、「グレンモーレンジ(マディラfinish)」(ハイランド)、「ベンリアック15年(ペドロ・ヒメネスfinish)」(スペイサイド)。ブナとジュラとモーレンジは開封済み。基本的に、はずみでお酒を買ってくるものの、あまり家で飲まないので、中々減らない・・・。
左端の「ブナハーブン」が、おうちのお酒の中でmost expensive!(先日のチョコの山の総額と、“ ≒ ”です・・・(^^ゞ)
↓ボトルのアップはこちらへ。左は「Bunnahabhain 37年」。右は、同じダンカンテイラー社のピアレスシリーズの「Blair Athol 29年」。ダンカンテイラー社はボトラーズで、60年代に樽買いしまくってたおかげで、今30年以上前に蒸留された希少なシングルカスクのシングルモルトが味わえるのです。
このブナハーブンが蒸留されたのは1968年!!
それから37年間樽で眠り続けて、2006年に瓶詰めされたもので、この樽から瓶詰めされたものは350本。つまり世界で350本しかないということ。(スコッチ・シングルモルトの世界には、大量生産・大量消費のアメリカ的文化とは全く違う世界が広がっています。)
カスク・ストレングスだけど、37年の間に揮発しているので、42度という度数の低さ。まったりとトロピカルフルーツのような香り。樽熟の間、微量ながら蒸発したりして年に2%前後目減りして、それを「天使の分け前(Angel’s share)」と言う。ステキな言い方でしょ♪
減った分、香り・味わい・色が濃縮されて、飲み口まろやかだけど、しっかりと厚みがあり複雑さもある深い味になっている。もの凄く幸せで豊かな気分になれる。あんまり美味しいので、一番減りが早い。でもやっぱり、開封したら美味しい内に飲まなきゃでしょ。飲みたい方は、お早めに~♪
ちなみに、ブナハーブンはアイラ・モルト。しかし、アイラ独特のピート香は感じない。37年熟成だからではなく、もともとそういう蒸留所らしい。でも、「Bunnahabhain」で“ブナハーブン”って英語らしくない綴りでしょ。スコッチの蒸留所はスコットランド独特のゲール語の名称が多く、とても新鮮で素敵。それだけに綴りを見て読めないもの多いです。
スコッチの飲み方は、複雑で繊細な味を楽しむためにもストレートが一番オススメ♪
ただし、この飲み方が正しい!ってのはない。自分のペースで自分にあった飲み方をすればよいのです。スコッチに限らず、お酒というものは。(でも、お酒は飲むもの。飲まれちゃだめです!それが酒飲みの美学!)・・・でも、ストレートは強すぎて、と敬遠していた方は一度お試しを。新たな魅力に出会えますよ。氷で冷やすと香りたたないし、スコッチの甘味が消されてしまう。(ほら、アイスクリームって溶けたのを舐めるとめちゃくちゃ甘いでしょ。冷たいと人間の舌の感受性が落ちてしまうのです。)
さあ、あなたもステキなスコッチの世界に足を踏み入れてみてください♪
昨日「相棒」という刑事ドラマを見ていたら、“高級なスコッチに氷を入れて飲んだら香りが飛んでしまう”って右京さん(あ、水谷豊扮する頭の切れる刑事さんね)が言ってました。
思わず、ふふん、知ってるわと思った・・・( ̄m ̄*)
その舞台のバーには、高級そうなボトルがたくさん並んでおりました。
くまさんなら、知っているボトルがあったかもね。
by たま (2008-02-07 15:25)
流石、右京さん(^O^)b、わかってらっさる♪
でも、その回の「相棒」は見てないわ…。残念。
でも、私の酒ネタが、お酒を飲まないたまさんのお役に立てて光栄ですわ♪
by くま・てーとく (2008-02-07 22:30)