りっくんの続き。

『りっくんランド』の続きです。

←帰りのバス待ち中にバス停から撮った、どこまでも続く並木道。サイクリングやランニングを楽しむ人の姿もちらほら。
これは、都道108号線。
この道路の両側に朝霞駐屯地の敷地があります。
駐屯地の広さは、何と東京ドーム約20個分。
“朝霞駐屯地”の住所は意外と、練馬区大泉学園町。
実は、敷地は練馬区、和光市、新座市、朝霞市にまたがっていて、練馬にかかっているのは、ほんの一部なんですが、広い自衛隊基地の住所は基地司令部の建物がある場所で決まるので練馬区になっているという。。。

ちなみに、この道路、撮影ポイントあたりは朝霞市、1km以上あるこの直線道路の終りの方は新座市になります。
以前、端から端まで歩いてみたことありますが、約20分かかりました。（まぁ、塀越しに基地内が見えるので、キョロキョロしながら歩いたせいで余計な時間かかってますが･･･＾＾；）

ということで、広報館の展示品。（過去に何度も記事にしているので、前に載せたものは割愛しています。）

▼手前は、『74式戦車』（原発の瓦礫除去でブルドーザーとして使う案が出て一躍有名になった(?)戦車です）、奥は『74式自走砲』（“74”は“ナナヨン”と読みます。）
「“じそーほー”？戦車とはちがうの？」という感じですよね。
私も2年くらい前までは自走砲と言う言葉も知りませんでしたし、自走砲見ても戦車だと思ったと思います…＾＾；

用途と攻撃目標が違うので、素人目には同類に見えても構造が全然違うんですが…私も詳しくないので説明は割愛…(^^ゞ
戦車は射程が１～２kmで、目視で確認できる範囲が目標で、自走砲の射程は、この74式で約16kmで、この朝霞駐屯地からだと池袋あたりまで届くそうです。（隊員さんが説明してくれました。）
最新の自走砲だと朝霞から東京駅あたりまで届くとか。凄っ！

▼『96式装輪装甲車』
この車輌には、でかでかと目立つ日の丸マーク。目立っちゃいけない軍用車でこれは･･･と言う感じですが、これは目立たせなきゃいけない場所に行ってたからです。

▼日の丸の下にアラビア語。（何と書いているかは不明ですが）

そうです、この子はイラクに行ってたんです。おつかれさまです！

▼館内の展示品が増えてました。･･･展示だけで試食はありませんが(笑)

色んなセットがありましたが、中でもおいしそうだなぁと思ったのが、

▼これと、

▼これ♪

試食したい～ヾ（≧▽≦）〃

・・・でも、被災地支援活動では、被災者に温かい炊き出しやお風呂を支援した自衛隊の皆さん自身は、冷たいままのこんな食料や缶詰を食べ、お風呂にも入れなかったんですよね。
この戦闘糧食も、急に10万人派遣とかって無茶ぶりされて（だって、23万人の内の10万人ですよ。日常任務を停滞させるわけに行かないし。）、全員分の準備があったかどうか。テレビの映像でたまに食事中の自衛官が映ると、食べてるのはだいたい缶詰でしたし。。。

と、いうことで、今回は簡単に手短に。…これからイベント色々あるので、また近いうちに行くでしょうから(笑)　（でも、お土産編、やりますけどね。）

▼オマケ・・・『りっくん』のお手洗いにあった手洗い石鹸

タグ：ミリタリー JSDF りっくん

コメント 2

富士学校で見た戦車が(^^;

>「“じそーほー”？戦車とはちがうの？」
私も区別がつかないといいますか、
厳密に差はわからなかったりしますｗ

射程からすると、機動性も戦車＞自走砲なんでしょうかね。
援護射撃を行う用途なのかな～。

by ロック (2011-07-18 07:13) 

★ロックさま★
私も以前、練馬駐屯地の創立記念行事で74式は走行中を見ました＾＾

自走砲と戦車の違いはプロの軍人でも間違うことがあるらしく、中東戦争でどこかの国が自走砲を戦車として運用して大損害を被ったという話を聞いたことがあります･･･；
やっぱ、射程距離から考えて、自走砲は後方から援護する感じかな？
戦車は装甲が桁違いだし、そもそもが第一次大戦の塹壕戦対策で発明されたものなので、敵陣への斬り込み役？

今度「りっくん」に行ったら、隊員さんに、
「え～っ？自走砲って言うんですかぁ？戦車とは違うんですかぁ～？」
ってちょっとぶりっ子モードで聞いてみよ～っと…(笑)
by くま・てーとく (2011-07-19 02:29)