クリスマスのご馳走 '09

今年のクリスマスも、勿論ご馳走です♪
本当は、松阪牛でもステーキで食べようと思っていたのですが、伊勢丹の肉売り場最深部にある松阪コーナーに行く手前で美味しそうなものを発見したので、それにしました。
以前ご紹介した“カノン・ダニョー”を教えてくれたコーナーなので、きっとクリスマス用に、肉売り場専属のおヒゲがチャーミングなシェフが考案したスペシャルなレシピが展開されているはず、と思って覗いてみたのです。
そして、今回のメインディッシュはこの『ジャンボノー・ド・カナール』になりました♪

カナールは、鴨です。
その鴨肉に、フォアグラとか詰めて豚の網脂で巻いてオイル漬けにしたもの。
これを真空パックのまま８０度にキープした熱湯の中で１時間…そして仕上げは、お肉に添えられていた調理法には書いていなかったけど、私はソテーして豚の網脂を少しカリッとさせたかったので、軽くフライパンで表面に焼き色をつけました。

凧糸を切って、輪切りにすると、肉汁が･･･!!

やばいっ、肉汁が、肉汁が～っ！まな板に吸わせるなんて～っヾ(;゜曲゜)ノ
何という大失態…(>_<)

大慌てで、皿に盛り付け･･･

ご馳走の完成です♪

鴨が手間がかかりそうだったので、もう一品は出来合いを買ってきました。
蓼科ブライトンホテルの『小谷野豚と鹿肉・秋栗のテリーヌ』です。

鹿肉の野趣溢れる味と、栗の甘さが美味しい、秋満載の感じです。
（一緒に並んでる付け合せは、自分ちで漬けているピクルスです♪）

そして、開けたワインはボルドーの赤、『シャトー・モン・ペラ2006』♪
（『神の雫』の1巻で登場して、“まるでQUEENのようなワイン”と評されていたのが印象的だったので、見かけた時に買っていたもの。ヴィンテージは違いますが。）

クリスマスだけど、シャンパーニュは開けませんでした。
ただ単に焼いただけの鴨だったらシャンパーニュもいいかな？と思ったのですが、詰め物にフォアグラとか入っているので赤の方が合うかも、と予想。『モン・ペラ』は飲んだことはなかったのですが、ヴィンテージが若いし、葡萄がメルロー主体なので、鴨や鹿に合うのでは？と、勝手にイメージしてチョイス。

『モン・ペラ』は、メルローが際立つこともなく、とろっとした甘味と酸味が面白いバランスの味わいで、でも若いワインなので厚みに欠けるのが少し残念な感じでした…あと数年置いておいた方がよかったかな？
美味しいワインですが、「オーパス･ワンに全然ひけをとらない」とか「５大シャトーと間違える」と言う程の印象はなかったかも…どう考えても、カベルネ主体と間違うはずはないくらいメルローは感じますし…ヴィンテージが違うせいかな？（作中で登場したのは２００１年）

でも、いい意味で面白い組み合わせになったと思います♪
今年も、楽しいクリスマス･ディナーでした～(=⌒ー⌒=)ノ~☆

タグ：肉料理 クリスマス ワイン

コメント 4

そういえば地元にコーヒーとケーキの店でカナールって
いうのがあるけど、鴨だったのね〜
（きっと妹は知ってただろう・・・笑）
そういえば鳥のマークだったような・・・・
この鴨の下に敷いてある緑のものは何ですか？
ズッキーニ？キュウリ？ボトルとグラスの大きさから
みてもの凄く大きいですよね・・・・なんか気になりました。
by oko (2009-12-28 16:46) 

★okoさま★
カナールはフランス語で鴨です。
（他の言語で同じ発音で別の意味の言葉があるかもしれませんが…）
鴨の下の謎の物体、気になりました？
実は、数日の内に記事にする予定です(笑)
ちょっとネタにしたくなる感じだったんですよね･･･＾＾
by くま・てーとく (2009-12-28 23:42) 

ハイ、話題の妹です（笑）もちろん知ってますよ〜。
鴨料理はトゥールーズが有名で、昔知り合いが
わざわざレストランを予約してごちそうしてくれましたが
あまり美味しくなかった記憶が（汗）
でもこれは肉汁たっぷりで美味しそうですね〜♪
by gon (2010-01-02 02:37) 

★gonさま★
鴨はちょっと独特のクセがありますから、肉質や調理法で
合う合わないがありますよね。
これは、とってもジューシーで美味しかったです♪
鴨って、鍋かスモークで食べることが多いですが、
こういうジューシーな調理法もいいですね～(*^^)v
by くま・てーとく (2010-01-04 18:01)